鉄骨カーポートの耐久性と価格帯。アルミ製との違いは?
カーポートを選ぶとき、「鉄骨とアルミ、どちらがいいのだろう」と悩まれる方は多いのではないでしょうか。愛知・岐阜・三重の東海エリアでオーダーメイドカーポートを手がける私たち株式会社AISTには、毎日のようにこのご質問が寄せられます。
実は、鉄骨とアルミでは耐久性も価格も大きく異なります。この記事では、施工実績5000件以上の経験をもとに、それぞれの特徴を詳しくご説明します。最後までお読みいただければ、あなたのお住まいに最適な構造材が見えてくるはずです。
なぜ構造材選びが重要なのか
カーポートの骨組みとなる構造材は、その後何十年も使い続ける土台です。ここを間違えると、台風で飛ばされたり、雪の重みで潰れたり、思わぬトラブルに見舞われることもあります。
東海エリアは、夏の猛暑に加えて台風シーズンには強風が吹き荒れます。さらに、地域によっては冬場の積雪も考慮しなければなりません。私たちAISTがある愛知県も、決して穏やかな気候とは言えないのです。
だからこそ、カーポートを設置する際には、お客様の敷地環境や使い方に合わせた構造材選びが欠かせません。安さだけで選んで後悔する前に、それぞれの特性をしっかり理解しておきましょう。
アルミ製カーポートの特徴とメリット
アルミとはどんな素材か
アルミ製カーポートは、現在の住宅用カーポートで最も多く採用されている構造材です。アルミニウムを主成分とする合金で作られており、軽量で加工しやすいという特徴があります。
ホームセンターやエクステリア専門店で見かけるカーポートの大半は、このアルミ製です。LIXILやYKK APといった大手メーカーの製品も、ほとんどがアルミを使用しています。
アルミ製の3つの大きなメリット
まず第一に、デザインの自由度が高いことが挙げられます。アルミは加工しやすい素材なので、薄くてシャープなデザインを実現できます。最近人気の「カーポートSC」のような、すっきりとしたおしゃれなデザインも、アルミだからこそ可能になっているのです。
第二に、錆びにくいという点も見逃せません。海に近い地域では塩害が心配されますが、アルミは本質的に錆びにくい性質を持っています。そのため、沿岸部でも比較的安心して使えます。
第三に、価格面でのメリットがあります。材料費が鉄骨よりも抑えられるため、初期費用を安く済ませたい方には最適です。私たちAISTでも、アルミ製を中心に「月々5000円から始められる」プランをご用意しています。
アルミ製の注意点
ただし、アルミにも弱点があります。それは、鉄骨と比較すると強度面でやや劣るという点です。
特に、柱と柱の間隔を広く取りたい場合や、極端に重いものを載せる場合には、アルミだけでは剛性が不足することがあります。例えば、4台用の大型カーポートや、屋根の上にバルコニーを設置したい場合などは、アルミだけでは対応が難しいケースもあるのです。
とはいえ、一般的な1台用や2台用のカーポートであれば、アルミで十分な強度を確保できます。日常の雨や日差しから車を守るという目的なら、アルミ製が最もバランスの良い選択肢といえるでしょう。
鉄骨カーポートの特徴とメリット
鉄骨とはどんな構造か
鉄骨カーポートは、鋼材を溶接して組み上げた構造材です。建築業界では「S造(Steel造)」と呼ばれる構造で、ビルや工場などにも使われている、非常に頑丈な骨組みです。
見た目は太くてゴツゴツとした印象がありますが、その分、圧倒的な強度を誇ります。「とにかく頑丈なカーポートが欲しい」というお客様には、鉄骨をおすすめしています。
鉄骨の3つの強み
まず最大の特徴は、その強度の高さです。鉄骨は非常に頑丈なので、柱と柱の間隔を大きく取ることができます。3台用、4台用といった大型のカーポートも、鉄骨なら安定した構造で実現できるのです。
私たちが以前手がけた岐阜県のお客様の事例では、4台分の駐車スペースを確保するため、鉄骨構造で幅12メートルのカーポートを設計しました。柱の本数を最小限に抑えながら、十分な強度を保つことができたのは、鉄骨だからこそです。
第二に、積載荷重に強いという点があります。屋根の上に人が乗るバルコニーを設置したり、ソーラーパネルを載せたりする場合、鉄骨の強度が必須となります。アルミでは到底支えられない重量でも、鉄骨なら安全に対応できます。
第三に、豪雪地域や強風地域での安心感が違います。東海エリアでも、山間部では冬に雪が積もることがあります。鉄骨に折板屋根を組み合わせた構造なら、雪下ろしをしなくても耐えられる強度を確保できます。
鉄骨の注意すべき点
鉄骨にも、もちろん欠点があります。まず、重量があるため、基礎工事をしっかり行う必要があります。柱を支える基礎を深く掘り、広い範囲でコンクリートを打たなければなりません。
そのため、工事費用もアルミより高くなる傾向があります。材料費自体も鋼材は高価ですし、溶接などの加工にも専門技術が必要です。
さらに、鉄骨は錆びやすいという性質があります。定期的に錆止め塗装を行わないと、強度が落ちてしまいます。メンテナンスを怠ると、せっかくの頑丈な構造も意味がなくなってしまうのです。
ただし、きちんとメンテナンスを続ければ、アルミよりも長持ちすることも事実です。初期費用は高くても、長期的に見れば費用対効果が良い場合もあります。
耐久性の比較:台風・積雪への対応力
台風対策としての構造材選び
東海エリアは、毎年台風の通り道になります。特に9月から10月にかけては、強い風雨に見舞われることも少なくありません。
アルミ製カーポートは、標準的な風速には十分耐えられる設計になっています。メーカーの基準では、風速38メートル程度まで対応可能な製品が一般的です。これは、中規模の台風であれば耐えられる強度です。
しかし、カーポートの高さを高く設定した場合や、開放的な敷地で風を受けやすい場合は注意が必要です。風を受ける面積が大きくなると、アルミでは揺れや変形のリスクが高まります。
一方、鉄骨カーポートは剛性が高いため、強風でもほとんど揺れません。愛知県の海沿いに住むお客様から「以前のアルミカーポートは台風のたびに心配だったけれど、鉄骨に替えてからは安心して眠れる」という声をいただいたこともあります。
積雪地域での使い分け
三重県や岐阜県の山間部では、冬場に雪が積もることがあります。屋根に積もった雪の重さは想像以上で、一般的なアルミカーポートでは耐えられないケースもあります。
実際、私たちのお客様の中にも、大雪でカーポートが潰れてしまったという経験をお持ちの方がいらっしゃいました。そのお客様には、鉄骨構造に折板屋根を組み合わせた設計をご提案し、今では雪下ろしの心配なく安心してお使いいただいています。
アルミでも耐雪仕様の製品はありますが、想定を超える積雪があった場合、やはり鉄骨の方が安心です。「雪が降る地域だけど、毎回雪下ろしをするのは大変」という方には、鉄骨をおすすめします。
地震への対応
意外と見落とされがちなのが、地震への対応です。東海エリアは南海トラフ地震のリスクもあり、耐震性も気になるところでしょう。
実は、カーポートの耐震性は、構造材の種類よりも基礎工事の質が重要です。アルミでも鉄骨でも、しっかりとした基礎工事を行えば、地震に対する安全性は確保できます。
ただし、鉄骨の場合は重量があるため、基礎工事を念入りに行う必要があります。その分、地震時の揺れに対しても安定した構造を保つことができるのです。
価格帯の違いと費用対効果
アルミ製カーポートの価格相場
アルミ製の2台用カーポートの場合、工事費込みで40万円から80万円程度が相場です。もちろん、サイズや屋根材、メーカーによって価格は変動します。
LIXILやYKK APといった一流メーカーの標準的な製品なら、品質も安定しており、コストパフォーマンスに優れています。私たちAISTでも、これらのメーカーと取引実績があるため、お客様に安心してご提案できます。
また、アルミ製なら工期も比較的短く済みます。既製品を使用する場合、最短で数日から1週間程度で設置が完了します。急いでカーポートを設置したい方にも、アルミは適しています。
鉄骨カーポートの価格相場
鉄骨カーポートの場合、同じ2台用でも80万円から150万円程度と、アルミの倍近い費用がかかることもあります。材料費だけでなく、溶接などの加工費、基礎工事費も高額になるためです。
さらに、鉄骨は現場での加工や組み立てに時間がかかります。オーダーメイドで設計する場合は、工期も2週間から1カ月程度を見込む必要があります。
ただし、この初期費用の高さは、長期的な安心感とのトレードオフです。台風や雪で壊れてしまい、修理費用がかさむよりは、最初から頑丈な構造にしておく方が、結果的に経済的という考え方もできます。
長期的な費用対効果を考える
カーポートは一度設置すれば、20年、30年と使い続けるものです。初期費用だけでなく、メンテナンス費用や修理リスクも含めて考えることが大切です。
アルミは錆びにくいため、メンテナンス費用はほとんどかかりません。一方、鉄骨は定期的な塗装が必要で、5年から10年ごとに数万円程度の費用が発生します。
しかし、台風や雪で大規模な修理が必要になれば、その費用は数十万円に及ぶこともあります。鉄骨なら、そうしたリスクを大幅に減らせるのです。
私たちAISTでは、お客様の予算とニーズをしっかりヒアリングした上で、最適な構造材をご提案しています。無理に高額な鉄骨を勧めることはありませんし、逆に、明らかに鉄骨が必要な状況でアルミを提案することもありません。
デザイン性とメンテナンスの比較
おしゃれなデザインを実現するなら
「カーポートもおしゃれにしたい」というご要望は、最近とても増えています。特に新築住宅の場合、建物のデザインに合わせてカーポートも選びたいという方が多いのです。
デザイン性で選ぶなら、断然アルミです。細くてシャープなラインを実現でき、モダンな住宅にも和風の住宅にも合わせやすいデザインが揃っています。
カラーバリエーションも豊富で、ブラック、ホワイト、シルバー、ブラウンなど、外壁や門扉の色に合わせて選べます。屋根材もポリカーボネートやアルミ板など、透明感のあるものから遮熱性の高いものまで選択肢があります。
鉄骨でもおしゃれは可能
「鉄骨はゴツゴツしていて、おしゃれじゃない」というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。確かに、昔ながらの鉄骨カーポートは、工場や倉庫のような無骨なデザインが多かったのも事実です。
しかし、最近では鉄骨カーポートにも化粧カバーを施したり、特殊な塗装を行ったりすることで、見た目を改善する工夫がされています。重厚感のあるデザインを活かして、高級感のある仕上がりにすることも可能です。
三重県のお客様の事例では、鉄骨の柱に木目調の化粧カバーを施し、ナチュラルな雰囲気に仕上げました。「鉄骨とは思えない、温かみのあるデザイン」と大変喜んでいただけました。
メンテナンスの手間を比較する
アルミは錆びにくいため、基本的にメンテナンスフリーです。汚れが気になったら水洗いする程度で、特別な手入れは不要です。
一方、鉄骨は定期的な錆止め塗装が必須です。放置すると錆が進行し、強度が低下してしまいます。特に海沿いの地域では、塩害の影響で錆びやすくなるため、注意が必要です。
ただし、塗装さえしっかり行えば、鉄骨は非常に長持ちします。メンテナンス費用を惜しまなければ、50年以上使い続けることも可能です。
私たちAISTの提案力
オーダーメイドで最適解を見つける
私たち株式会社AISTは、施工実績5000件以上の経験を活かし、お客様一人ひとりに最適なカーポートをご提案しています。
既製品だけでは対応できない複雑な敷地形状や、特殊なご要望にも、オーダーメイドで柔軟に対応できるのが私たちの強みです。
例えば、変形した駐車場に無駄なくカーポートを設置したい場合、アルミの加工しやすさを活かしつつ、強度が必要な部分には鉄骨で補強するという複合的な設計も可能です。
アルミと鉄骨を組み合わせる技術
実は、アルミと鉄骨は必ずしもどちらか一方を選ぶ必要はありません。両方の長所を活かした設計も可能なのです。
例えば、デザイン性を重視してアルミをベースにしながら、風圧が特にかかる部分だけ鉄骨で補強するといった方法もあります。見た目はおしゃれなアルミカーポートでありながら、内部構造は鉄骨で強化されているという、いいとこ取りの設計です。
愛知県のお客様の事例では、後方支持構造のカーポートをご希望されました。後方支持は柱が少なくデザイン性に優れていますが、その分梁に負荷がかかります。そこで、アルミの柱に鉄骨の梁を組み合わせることで、デザインと強度を両立させました。
迅速な対応とアフターフォロー
私たちAISTは、お問い合わせをいただいたら最短当日でご提案に伺います。現地を拝見し、敷地の特性やお客様のご要望を詳しくお聞きした上で、最適なプランをご提案いたします。
また、設置後のアフターフォローも充実しています。定期点検のご案内や、修理が必要になった際の迅速な対応など、長くお使いいただくためのサポート体制を整えています。
ご相談やお見積りはすべて無料です。LINEやお問い合わせフォームから、お気軽にご連絡ください。
まとめ:あなたに最適な構造材を選ぶために
アルミと鉄骨、それぞれに明確な強みがあります。一般的な住宅用で、デザイン性とコストを重視するならアルミがおすすめです。一方、積雪地域や大型カーポート、特殊な構造を求めるなら鉄骨が最適でしょう。
大切なのは、あなたの住まいの環境と、どんな使い方をしたいかを明確にすることです。台風が多い地域なのか、雪が積もる地域なのか。何台分の駐車スペースが必要なのか。バルコニーやソーラーパネルを載せたいのか。
私たち株式会社AISTは、愛知・岐阜・三重の東海エリアで、お客様の理想を形にしたオーダーメイドカーポートをお届けしています。一流メーカーとの取引実績と、5000件以上の施工経験をもとに、安全で快適なカーポートをご提案いたします。
「どちらを選べばいいか分からない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。現地を拝見し、あなたに最適な構造材を一緒に考えましょう。後悔しないカーポート選びのために、私たちがお手伝いいたします。
